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強靭反復。 - 07/23/2008
今日のCD。6/18 以来。

    

 

・Melodic Today / (Compilation)
Outputmessage / Nebulae
Basic Channel / BCD
 / BCD2
・Maurizio / M-Series
Circa Survive / On Letting Go
Emarosa / Relativity

東京滞在中に知人から教えてもらったココ。高円寺を往来するようになってもう5年ぐらいになるのに初めて知りました。で、お店の触れ込み通り、エレクトロニカ全般にかなり強いこちら、強いて目当ての盤も無かったので知ってる範囲で探索、2品ほど持ち帰る。

Melodic はコンピが美味しい。正直、Pedro(特に2nd)以外、1枚通してではあまり当たったことが無いので、そんな状況ではピッタリかと。なのに既得音源が3分の1を占めてるから結局お特だったかどうか分からず仕舞。あ~あ。
ヤル気があったり無かったりの微妙な抑揚の連続に特に取っ掛かりも無さげに、適度にピコピコいいながらフォーキーに聴き進む。

コンピには無いんだけど前述レーベルから Outputmessage。
ベタなドローンから一転4つ打ちの②へ。シンセ音やメロディ構成など、全曲古い Planet Mu 周辺っぽくてちょっと不思議。15年前なら多分天才だけど3人組らしいからさらに天分散漫。

Basic Channel。これも一応東京ご縁で。新宿タワーで[BCD2]をやたら推してたので、戻って編集盤を買い漁る。
さて、原点を突く原典を通しながら、あらためて Scion のアレンジ盤と聴き比べたりすると興味深い。本流深層トラックでねっちょり絡む [1] と攻撃力オンリーみたいな [2] 、そして様々なエディットで愉しむ [M]。ドボドボに漬かりながら反復満腹。あ~すごい。
リスニングのみの私には、こういった復刻的ダイジェストはありがたいリリース。でも「Buy Vinyl!」ってしっかり書いてあるのには笑った。

下段はいつもの通り猛暑対策。暑いときに熱い風呂に入るみたいなノリで。
Circa Survive。新譜が出てると思ったら去年でした。ガーン。
1stの、イマイチこなれてないようなバックの全体像やノリきれてない Anthony Green のウニウニしたヴォーカルが全てスカッと解消し、異様に完成度が上がってます。こりゃスゴイ。本家(分家?)との明確なラインを維持しながら、このまま研ぎ澄ましていってください。

Emarosa。初めて聞き及ぶ気鋭レーベル Rise Records から。レーベル仲間はいつもの気管支炎を心配するようなのばっかりでちょっとオッサンは引き気味ですが、これはなかなか往年エモコアな感じで希少。Kerosene454 の1stあたりを髣髴するギターの厚みと変則展開をバランス悪く頑張る初々しさを聴く、みたいな(褒め言葉)。カッコいいです。
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音渦混沌。 - 06/18/2008
今日のCD。5/10 以来。

  

   

・D*Note Feat. Beth Hirsch / Laguna
・Robert Fripp & Brian Eno / The Equatorial Stars (Fripp / Eno)
・Helios / Eingya
・Pendulum / In Slico
・Poison The Well / Versions
・Secret & Whisper / Great White Whale
・The Mars Volta / The Bedlam In Goliath (Delux Edition - JPN)

1st [Babel] は90年初頭のジャンル新興/壁崩壊なムーヴメントにおいて、自分的にとても重要だったアーティスト、D*Note。Steve Reichの話で久しぶりに思い出して調べたら、なんと昨年に新譜が。11年ぶりとはすごい。
さて今作。鬼才Mat Winn (Wienevski) を再びアルバム製作へ突き動かしたという Beth Hirsch なるシンガーが聴き所な訳ですがこれがかなり好み。ハイ過ぎずロウ過ぎず、安定感のある声質でヴァリエーション豊かな曲を歌い上げていきます。②のカーペンターズみたいな曲とか、手法的な古さが出てしまっているリズムトラックなど、うう~んな部分もありますが、総じて円熟の中年癒しサウンドとして完成されております。ノスタルジーには勝てないという。音楽の機能するところなんてそんなものかも。

老いてますます盛んな FrippとEno 両先生のコラボ。
Enoについてはあまりいい思い出が無く、"アンビエントの代名詞"みたいな典型的な音使い、とか常日頃不勉強な偏見を持ちながらも今回は正座して静聴(笑
スタジオのガラス越しに、Enoが送り出す真面目なパルスをひたすら生真面目に受け止めてアナログ変換するFrippの様を見届けるような。②がいいです。

ジャケットがトーンの低いわたせせいぞうみたいなHelios。そのままにポップス様式のドローンやロニカ風味を空気の如く流す盤。安心安牌ですがフックが無いと言えばそれまで。


さて下段のバカ一代コーナー。
トップバッターのPendulum。何年周期かでこの手のディスコパンクチックな確信犯が出てきますが、これは近年最も完成度が高い部類に入るんじゃ無いでしょうか。どぎついアナログシンセのチューンやらヴォコーダーやら歪んだ音像やら、勢いは間違いなくあります。キャッチにあるドランベについてだけ、どの辺がそうなのか最後まで不明でしたが、それ以外は文句なしにカッコいいです。

Poison the Well。メンバーが大抜けしたりインディーズに戻ったりしての仕切り直し盤。正直、前作まで聴かれたあのゴリゴリとアタックの強いベースが居なくなったのが超イタイ。方向性についてはさしたる問題は無いと思いますので、早く良い低域を補ってかつてのパワーを取り戻してください。

Secret&Whisper。何故か好みのエモさ加減を求めるとTooth&Nailに当たってしまう不思議。今回もまたまたレーベルカラーのご多聞に洩れずいいはじけっぷりのバンドです。前編美麗に歌い上げており、Saosinフォロワーという言葉を使うのも不本意ですが、不自然なスクリーモを通念的なメタル様式にのっけまくる若気の至りよりはよっぽどまとまってます。iTunesでもバラで買えます。おススメ。

今回のトリを飾る the Mars Volta。ずっと買い忘れてましたすいません。「大混乱エディション」と「デラックスエディション」のどちらにしようか迷いましたが(これこそ大混乱)、DVDのコンテンツ差異で、ライヴ映像とSoft Machineのカヴァー(ベタだけど)が入っている後者に軍配が。SHM-CDなる仕様も得した気分ですが、結局mp3にして聴くから意味は無し。
音についてはAmazonあたりの感想に言いたいことがいくらか蓄積されている中、「Mars初心者向け」というのには非常に同意。2~3rdのサイケデリック脳内宇宙から筋肉で外部にはじき出す放射線、みたいな勢いでコンパクトに曲を抽出。構成のせいもあってかリズムグルーヴは前任者より若干タイトに、そしてあの独特のねちっこさが陰をひそめサッパリとした風合いに。この若さで、そしてこのリリースタームで極まってきているのが恐ろしい限りですが、もっと変態度をアピールして欲しいところです。
音混溶炉。 - 05/10/2008
さて、今日の雑多な音楽感想。2/8 以来。

  

 

・Kiln /
 Holo [re/lux]
 Sunbox
 Vaporbend EP

・Ivoryline / There Game a Lion
・Saosin / Come Close (CD+DVD)


[ Dusker ] がひたすらヘビロテ中のKiln。バイオを見たら3人組なんですね。
比較的入手が安易な過去EPなどをとりあえず全て集める。これがまたどれもたまんない。
最新の完成度から比べると、どれもデスクトップに取り留めたアイデアを繋いだ感はありますが、その初々しさがまた良い。いなたい生ドラムのループから刺激の少なめなドローンまで、Kiln流情景に投げ出されていくものは全てエキゾチックだったり季節感一杯だったり。聴きやすいといえばそれまでですが、電気的に製作されてもこれほど体温を感じる音は最近無かった。いつまでも浸っていたい。

そんなリラックスムードを若すぎる躍動とスピードで逸脱する Ivoryline。
もう Tooth & Nail お家芸な、レーベルファンには間違いない1品。スクリーム徹底はモノによって落差が激しい私には、これぐらいのメロウさがピッタリで。

最後に、新譜を早く出しなよのSaosin。
2年あまり待ってちょっとこれは無いんじゃないかなあ~と、ちょっと疑問な編集盤。確かにハイトーンはすごいけど、さほど歌い込む程コントロールのいいヴォーカルとも思えないので、アコースティックなバラードなんて辛くて聴けません(成長過程とは思いたい)。あの16連符以上の鬼連打必須な職人ドラムあってこそのSaosinと思ってますので、こういうことは別プロジェクトでやって欲しいなあと。
おまけDVDで観るオーディエンスの煽りも相当ダサい。まだこんな"のせ方"をやってるんですかね、今のロックバンドって。ただ、中古でも入手し難い Anthony Green 在籍時のEP曲を聴けるのが唯一のお徳かと思います。
大好きなのは間違いないので、新譜期待ゆえに敢えて苦言を弄してみました。

缶入音楽。 - 02/08/2008
今日のCD。1/31 以来。



・CAN /
Monster Movie
Saw Delight
Ege Bamyasi
Tago Mago

先日、知人宅でこの CAN を久々にひたすらに聴かされながら、あまりのカッコよさに再認識しつつ再購入。ちょうど Amazon で年頭からリマスタリングものを再販してたもんですから、タイミングがいいというか機運があったというか。
というわけで、70年代絶頂期前後(だと思う)の4作品を適宜ピックアップして、手持ちの [ Future Days ] も引っ張り出し通してみることに。

当時らしい、アフロキューバン/ファンク ― ポリリズミックな部分に加えて精神の解釈 ― をふんだんに取り入れたお家芸的長尺で深遠な構成に宇宙を仰ぎ見ながら、単発ポップなナンバーにふと現実に戻ったり。
特にイってしまいそうなのが [ Tago Mago ]。ダモ氏の、日本語歌詞すら即興ながら適当すぎるんじゃないかと思しき低めのテンションをさらに覆う痛烈にダビーなエフェクトと、その裏側にふつふつと在る演奏テンションの同一進行。そこに当時らしい、時勢と反面的な無常観や反社会性を垣間見ながら、ひたすら気だるい妙へと呑みこまれてしまう。これもCAN/チューカイマジックなのか。

Mars Volta の新譜ももうすぐ届くようですが、思うに、彼らの思想/音楽宇宙は、往年のプログレの中では最もCANに近いかもしれません。正当なロック様式よりはハッパでラリパッパ、みたいな。

それにしても、先日のクリムゾンといい、何故当時からちゃんと聴き込まなかったのかが相当に悔やまれます。それぐらい、イイ。しばらく新規音源はいりませんね。
冬音春音。 - 01/31/2008
今日のCDもといmp3。1/14 以来。

   

・Kiln / Dusker
・Cepia / Natura Morta
・Tycho / The Daydream / The Disconnect - EP
・Sawako / Madoromi

ヘビロテ中の Chiharu MK 流れで MySpace からなんとなくGhostly International へジャンプ。Aeroc 以来久しぶりに門をたたきます。
で、レーベルコンピを試聴しながら warzawa さん辺りで盤をぐるりと探したんだけどなかなか無いもんだから、値段比較も兼ねてまた iTunes Store にてピックアップ。
ホントは巷で噂の(といっても遅すぎるんだけど)Beatport を試したいところ、またアカウントを取るのが面倒だからとりあえず。

ちと脱線。
先日知人から Cisco が店じまい(店舗のみ)をしたっていうんでめちゃビックリ。さらに話によると、老舗のレコ屋さんが次々とそういった状況にあるという。何かさびしいなあ。
前にも書いたけど、ジャケットってホント大事だと思うんですよね。
mp3は、価格や利便性でにおいては確かにいいことずくめなんだけど、合理的な側面ばかりを追うと、盤1枚に様々に複層する音楽と担い手の思い、ひいては文化的要素はどんどん薄っぺらになってしまう。つまり捨てられやすい。
ただ反面、単にジャケットをこさえるだけだったら、そこに表現を見出さないのであれば、私が思う付加価値の需要は皆無なわけで。業界はその辺のジレンマをうまく解消していって欲しいなあと思います。
元がデジタル録音だからね、waveとmp3の音質上の違いは通常大差は無くなってきてるからそれはいいと思うんだけれども。

ウダウダはさておき、今回の感想。Ghostly~から3本+おまけ。
Kiln。[Dusker]は造語なのかな。"黄昏人"とするにはピッタリすぎる内容でもう大ハマリ。Bolaを前向きにした感じ(笑 で、緻密にて繊細。春先にゼヒ。
CepiaはなんかIDM王道というか。一昔前のMu-ziqとかPlaidとか好きな人に。
Tycho。そうだなあ、これもエレクトロニカ王道なのでは。Gooom周辺が好きな人にはピッタンコかも。
Sawako。いわゆるフィールドレコーディング的なもの。ノイズの必然性とか間が少し弱い気がする。ちとまどろみすぎて印象が薄かったですけど多分良盤。


izzo
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